STORY
リズム音楽学校に通う響真吾に,アフリカ探検中行方不明となった父から送られてきたもの,それがキングボンバだった‥‥。7000年前に栄え,氷河期に地下に眠ったキバラ族が蘇ろうとしている。地球を汚した人類を滅ぼそうとするウードウ魔術団と戦えるのは,キングボンバしかいない。真吾は太鼓を叩いてその魂をキングボンバにのりうつらせて,次々と襲いくる敵と戦う。
キングボンバはキバラ文明の3守護神のうちのひとつ。キバラは戦いもなく,環境汚染もない理想郷であったらしい。地上がけがれてたり,新生物がいた場合,3つの守護神は合体し,けがれたものをすべて破壊し,美しい地球に戻すのだ。それを知った真吾の父がボンバだけ運び出したのだ。平和な文明だったということだが,キバラ族の連中はみんな悪人づらで,めちゃめちゃ好戦的。人類よりもはるかに進んだ文明をもってる設定なのに,みんな裸だし,どうみても発展途上人‥‥最初は守護神は13体あるはずだったのが,3体になっちゃったし,けっこう設定不安定。当時てれびくんで読んでた記憶有り。懐かしい。
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「てれびくん」(小学館)1976(S51)6月〜1977(S52)7月号に連載。