芸能&大衆雑誌
COMENTS  エロ雑誌に掲載された豪作品を紹介。少年雑誌・少女雑誌・エロ雑誌と,ここまではわかるよくある売れっ子マンガ家の雑誌制覇となるのだが,豪ちゃんはゲンダイ・サンケイ・ポストという大衆雑誌のみならず週刊明星という芸能雑誌にまでそのマンガ世界を舞台としたのだ。ところかまわず,いや失礼,弘法は筆を選ばすというべきか!
週刊朝日(朝日新聞出版)「公私拝見 本を読む暇もない」
「巨大ロボットの特許が取れていたら何百億円入ったかなあ(笑)」
1970(昭45)
2017(H29)12/8増大号
サンデー毎日(毎日新聞社)「人類の進歩と不調和」1970(昭45)#7(5/9)
週刊読売(読売新聞東京本社)「社員はⅤ」1970(昭45) 9/11号
劇画ゲンダイ(講談社)「ちょっとだけよ!」1973(昭48) 6/3号
週刊サンケイ(産経新聞社)「女子大生キャンパス大闊歩」1974(昭49)4/26・5/3号
週刊小説(実業之日本社)「混乱列島」1976(昭51)4/26~9/13号
週刊HEIBON(平凡出版社)インタビュー「マンガ家・永井豪は夫婦でビデオマニア」1983(昭58)7/21号
週刊明星(集英社)「ハマグリどっせ~!!」1976(昭51)6/13~1978(昭53)6/4号
婦人生活(婦人生活社)特集「売れっ子漫画家の家庭の素顔」1970(昭45)4月号
女性自身(光文社) 「男をつかまえろ!」
「いちもつクン」全18話
1974(昭49)6/1
1976(昭51)10/20~1977(昭52)3/3号
宝石 KAPPA MONTHLY FOR MEN 「はらたいらチーム VS. 永井豪チーム」 1979(昭54)2月号
週刊宝石「ラブリーエンジェル」
「世紀末永井豪ブームの謎!」
1996(H8)1/4・11~1997(H9)4/10号
1998(平10)9/17号
週刊FLASHインタビューほか2002(H14)11/30EX号
2015(H27)1/30増刊号
2019(R1)9/24号
週刊ポスト(小学館)「怪傑平社員」1974(昭49)6/21号
女性セブン 「死爵の館」
「遺品」
「髑髏の館」
1976(昭51)4/26~9/13号
1977(昭52)#31(8/25)号
1979(昭54)7/27~9/26号
セブンコミック 「遺品」1979(昭54)1/15
微笑(祥伝社)インタビュー「有名漫画家5人に直撃“乳房”インタビュー!」1980(昭55)5/31号
ヤングレディ(講談社)インタビュー「永井豪氏 無敵の鼻息」1970(昭45)#22(6/8)号
週刊スパ SPA!(扶桑社)「Q-teyハニー」1992(H4)7/8~1993(H5)4/7号
週刊文春(文藝春秋)イラスト・インタビュー「もしもしコミック」1998(H10)#7(2/19)

「週刊朝日」朝日新聞出版 1冊所有
×1970(昭45)「公私拝見 本を読む暇もない」2月6日~12日の豪ちゃんの出来事
○2017(H29)12/8増大号
「永井豪激白 巨大ロボットの特許が取れていたら何百億円入ったかなあ(笑)」2pモノクロ
「永井豪50年の歩み」4色5p/だーれも知らない(!?)秘話と原画を公開

描き下ろされた3つのパステルイラスト(サインにスペルミスあり)


「サンデー毎日」毎日新聞社 1冊所有
○1970(昭45)#7(5/9)「人類の進歩と不調和」読切掲載

収録単行本
永井豪漫画大全集2巻(大陸書房)1987年
永井豪短編集8巻(ebook)2000年

「週刊読売」読売新聞東京本社 
○1970(昭45)(9/11)特別企画 マンガ傑作選「社員はⅤ」読み切り8p

残暑の候・エッチでいこう
「社員はV」永井豪
「週刊読売のためのアシュラ」ジョージ秋山
「恐怖のデートだもんね」谷岡ヤスジ
「戦いすんで」秋竜山
「気になる30分」はらたいら
収録単行本→2014年ようやく初収録
「永井豪美少女マンガコレクション
       Go-Go-Girls!1968-73」


「劇画ゲンダイ」講談社 
×1973(昭48)(6/3)創刊号「ちょっとだけよ!」1p


「週刊サンケイ」産経新聞社
×1974(昭49)4/26・5/3合併号 漫画特集「女子大生キャンパス大闊歩」おおば比呂司、永井豪(1p)、赤塚不二夫、黒鉄ヒロシ、多々良系、松本零士


「週刊小説」実業之日本社
○1976(昭51)4/12・19号「混乱列島」新連載予告
筒井康隆 永井豪はSFをよく理解している数少ない漫画家の一人だ。永井豪ファンクラブというものがあり、ぼくはその初代会長、現在は名誉会長である。ぼくの作品をどう料理してくれることか。恋人に会うように楽しみである。
永井豪 次号愈々大登場。「混乱列島」シュビドゥシャバヤ。混乱原作イタダケリ。混乱漫画家シャカリキリ。錯乱、惑乱、淫乱、紊乱。読者混乱。哀哀号。待テヨ、暮セヨ、次号ノ雨ヲ。紊シッチャカメッチャカハチャメチャヤ。
混乱列島(13冊所有/全21冊)1976(昭51)4/26~9/13号号連載
○1976(昭51)4/26号 第1話「パチンコ必勝原理」
○1976(昭51)5/03号 第2話「池猫」8p
○1976(昭51)5/10号 第3話「地下鉄の笑い」8p
○1976(昭51)5/17号 第4話「腸はどこにいった」8p
○1976(昭51)5/24号(通巻215) 第5話「きつね」
×1976(昭51)5/31号 第6話「たぬきの方程式 前編」
○1976(昭51)6/07号 第6話「たぬきの方程式 中編」
×1976(昭51)6/14号 第6話「たぬきの方程式 後編」
○1976(昭51)6/21号 第7話「姉弟」8p
×1976(昭51)6/28号 第8話「超能力」
×1976(昭51)7/05号 第9話「蝶」
×1976(昭51)7/12号 第10話「俺に関する噂」
×1976(昭51)7/19号 第10話「俺に関する噂」
×1976(昭51)7/26号 混乱列島14 第10話「俺に関する噂(その3)」
○1976(昭51)8/02号 混乱列島15 第10話「俺に関する噂(その4)」8p
○1976(昭51)8/09号 第11話「私説博物誌より いぼいのしし」
×1976(昭51)8/16号 第12話「自動ピアノ」第13話「流行」
○1976(昭51)8/23号 混乱列島18 第14話「遠泳」8p
○1976(昭51)8/30号 混乱列島19 第15話(前編)「佇む人」8p
○1976(昭51)9/06号 混乱列島20 第15話(中編)「佇む人」8p
○1976(昭51)9/13号 混乱列島最終回 第15話(後編)「佇む人」

「週刊HEIBON」平凡出版社
〇1983(昭58)7/21(通巻1228)「夫婦で―ワ ビデオマニアの永井豪一家」1p白黒

「月刊明星」集英社
○1969(昭44)9月号 明星コミックスお笑い漫画グランプリ「ハレンチ林間学校」2pイラストあり!
○1970(昭45)5月号「ドリフターズのハレンチ学園」7p構成・永井豪とダイナミックプロ(イラストもあるけど豪ちゃんの絵じゃないです)
いかりや長介=丸ゴシ、荒井注=ヒゲゴジラ、仲本工事=マカロニ先生、高木ブー=パラソル先生、加藤茶=十兵衛
「週刊明星」集英社
○1970(昭45)2/15号 表紙=弘田三枝子&竹脇無我。

特別取材「永井豪を絶対支持する現代チビッ子の生態」4p(以下一部抜粋)
 小学校5~6年をピークとする子どもたちは男女を問わずスワリションベンするほど感激し、その結果として掲載誌の『少年ジャンプ』は創刊以来1年とちょっとで10万部から70万部に大飛躍し、大学浪人から石森章太郎のアシスタントとしてこの世界に入った永井豪先生も、若冠24歳にして年収三千万円(推定)の「ダイナミック・プロ」の社長になり、八方メデタシ、メデタシ、アアユカイダネーーーということになりかけていたんだが、やっぱり世の中はきびしい。
 今年に入ってから四日市市や新潟市を筆頭に、小学校長会、PTA、教育委員会あたりからいっせいに「ハレンチ学園」ボクメツの火の手があがった。マスコミもここぞとばかり尻馬に乗る。連載がはじまって1年以上もたってからこの始末。だから大人は気まぐれで信用できない。
 永井豪クンは現代っ子の英雄ではあるが、マンガの主人公・山岸クンみたいにたくましくはない。ハンサムはハンサムだが、青年というより坊やという感じ。このところのマスコミ攻勢でノイローゼ気味になっている。
 あるテレビ局でPTAのオバサマたちと対決させられたとき、永井クンがタヨリナーイ感じであらわれると、いきりたっていたオバサマたちもとたんに母性本能をそそられてしまい、「そうねェ、私たちも永井さんといっしょに考えましょう」と、なんともしまらない結論になってしまった、というくらいのもの。
 それでも永井クン、主張すべきことははっきり主張して、なかなかカッコいい。
「今までの社会では常識が大事にされすぎていたと思うんです。しかし、現実に歴史を大なり小なり動かしてきたものは、常識はずれの人だった。そういう人たちがいなかったら社会の進歩もなかったと思う。ところが今の日本の教育は、常識を守ることばかり教えて、破ることを教えない。その役目をマンガで果たせればと、ぼくは思ったんです。
 漫画にはもともと毒がなくちゃいけない。ぼくのマンガは刺激が強すぎるというけど、人間の感覚器官は外界の刺激を受け取るためにある。とくに今のような社会で子どもに刺激を与えたくなかったら、暗い箱の中にでも閉じこめておくしかないんじゃないですか。
×1970(昭45)4月号別冊 表紙=浅丘ルリ子,「永井豪」1/2p
×1971(昭46)1/1号増刊 表紙=藤圭子,「劇画ハレンチ学園 総集編」32p

「ハレンチ学園」作者の横顔
“性は陽のもの…”永井豪

ハマグリどっせ~!!(14冊所有)1976(昭51)#24(6/13)~1978(昭53)#23(6/4)号連載
○1976(昭51)#24(6/13)新連載 8p/浜栗どす枝の活躍はじまり~!?
  表紙=伊藤咲子&森進一。ピンナップ=研ナオコ,吉永小百合結婚の裏に驚愕の事実!沢田研二暴行事件裁判沙汰に!
×1976(昭51)#26(06/27)表紙=太川陽介
×1976(昭51)#27(07/04)
×1976(昭51)#29(07/18)
×1976(昭51)#30(07/25)
×1976(昭51)#31(08/01)
×1976(昭51)#32(08/08,通巻935)さて、お待たせハマグリちゃん。海水浴第2弾は日焼け騒動どっせ~!!
  表紙=山口百恵&西城秀樹。あおい輝彦がUFOの撮影に成功。コマネチの隠された素顔。
×1976(昭51)#34(08/22)表紙=森昌子&五木ひろし。
×1976(昭51)#35(08/29)表紙=岡田奈々&斎藤こずえ&高島忠夫。
○1976(昭51)#36(09/05) 8p/ハマグリが華麗に繰りひろげる悩殺お色気大作戦!
  表紙=桜田淳子&森進一。ビートルズ15年栄光の軌跡。アグネス・ラム,志村けん
×1976(昭51)#37(09/12,通巻940)表紙=あべ静江&太田裕美&沢田研二。五木ひろしがプレスリーと共演!
○1976(昭51)#40(10/3・10,通巻943)8p/秋ってどうして淋しいの?ポチが感傷にふけっているのに、ハマグリは邪魔ばかりするのだ!
  表紙=岡田奈々&野口五郎。大ブーム!花の応援団。
○1976(昭51)#42(10/24,通巻945)8p/苦労しなけりゃスターになれない!?一念家を出るハマグリ?1巻「苦労しよう」
  表紙=都はるみ&佐藤佑介。和田アキ子涙の結婚式。
×1976(昭51)#43(10/31,通巻946)表紙=山口百恵&草刈正雄。秋吉久美子の魅力解剖。
×1976(昭51)#44(11/07,通巻947)8p,表紙=南沙織&五木ひろし&シェリー
×1976(昭51)#45(11/14,通巻948)8p,表紙=研なおこ&ずうとるび
×1976(昭51)#46(11/21,通巻949)8p
×1976(昭51)#47(11/28,通巻)表紙=桜田淳子&田中健&あいざき進也
×1976(昭51)#48(12/05,通巻951)8p/ハマグリがクイズ番組に出演するんだって!でも出るまでに一騒動あるよ、きっと!
  表紙=岡田奈々&西城秀樹。大竹しのぶが田中健によせる19歳の純情。
○1976(昭51)#49(12/12)涙ポロポロ、ハマグリちゃんの迫真の演技!表紙=太田裕美、浅野ゆう子、中村雅俊
×1976(昭51)#50(12/19・26)表紙=森昌子&萩本欽一。
○1977(昭52)#01(01/02,通巻954)8p/ハマグリが火の用心の夜回りを!? 表紙=山口百恵&野口五郎。
×1977(昭52)#02(01/09)表紙=キャンディーズ&五木ひろし。
×1977(昭52)#03(01/16)表紙=桜田淳子&草刈正雄。
×1977(昭52)#04(01/23)表紙=林寛子&森進一。
×1977(昭52)#05(01/30)ハマグリ第32回/あしたは楽しい学級委員の選挙の日!表紙=ピンクレディー&郷ひろみ。
×1977(昭52)#06(02/06)ハマグリ第33回/人一倍寒さに弱いハマグリちゃん!表紙=岡田奈々&篠田三郎。チェリッシュ結婚おめでとう!
×1977(昭52)#07(02/13)ハマグリ第34回 表紙=研ナオコ&西城秀樹
×1977(昭52)#11(03/13)ハマグリ第38回/ハマグリちゃんがゴルフ初体験!表紙=桜田淳子&野口五郎。
×1977(昭52)#12(03/20)第39回 外はまだまだ寒いし、ふところはなお寒い!ハマグリのお小遣い獲得作戦、始まり~!
  表紙=林寛子&ずうとるび。
×1977(昭52)#13(03/27)第40回/ハマグリの血液型をめぐって大騒動!表紙=山口百恵&五木ひろし
○1977(昭52)#14(04/03)第41回 8p/どうしてみんな塾に行くんだろ?そんなに楽しいところならハマグリも行くぅ~!ポチ&アルフォンヌ出演!
  表紙=岡田奈々&小野寺昭。超美女プロレスビューテイペア。悪魔のロックKISS上陸。
×1977(昭52)#15(04/10,通巻?)表紙=ピンクレディー&西城秀樹。アグネス・チャン父の急死に狂乱。
×1977(昭52)#18(05/01,通巻)表紙=キャンディーズ&森進一。山田隆夫の結婚でずうとび分解。
第45回
ハマグリから食べ物を
取りあげないでください!
×1977(昭52)#19(05/08,通巻?)表紙=桜田淳子&郷ひろみ。美川憲一の美容整形事件。
×1977(昭52)#22(05/29,通巻?)表紙=山口百恵&新沼謙治
×1977(昭52)#23(06/05,通巻?)表紙=岡田奈々&野口五郎。山田隆男ずうとるび脱退のまでの内ゲバ全真相。
×1977(昭52)#26(06/26,通巻979)
×1977(昭52)#27(07/03,通巻980)表紙=松本ちえこ&西田敏行。
×1977(昭52)#28(07/10,通巻981)表紙=ピンクレディー&清水健太郎。
×1977(昭52)#28(07/17,通巻982)表紙=あべ静江&森進一。
×1977(昭52)#30(07/24,通巻983)表紙=研ナオコ&西城秀樹。吉田拓郎・浅田美代子ハワイ電撃挙式。
△1977(昭52)#31(07/31,通巻984)ハマグリ第58回。表紙=八代亜紀&宇崎竜童。岡﨑奈々監禁。キャンディーズ電撃引退発表。
ハマグリ第58回
本格的な夏がやってきました!
あつくるしいハマグリの顔とともに
豊千代のパパが…
△1977(昭52)#33(08/14)ハマグリ第60回 8p/ハマグリが「禅修行」だって!どんなことになるやら。
  表紙=北大路欣也&岩崎宏美。吉田拓郎・浅田美代子ハネムーン。岩城滉一逮捕。
×1977(昭52)#34(08/21)ハマグリ。表紙=桜田淳子&五木ひろし
×1977(昭52)#35(08/28)ハマグリ。表紙=太田裕美&新沼謙治。拓郎・美代子はしゃぎすぎ披露宴。
×1977(昭52)#36(09/04)ハマグリ第63回。表紙=岡田奈々&沢田研二。柴俊夫・真野響子結婚。謎の突然死プレスリー大特集。
×1977(昭52)#37(09/11)表紙=山口百恵&清水健太郎。王貞治の秘密。仲谷昇・岸田今日子離婚。
×1977(昭52)#39(09/25)表紙=浅野ゆう子&野口五郎。井上陽水、大麻で逮捕状。
×1977(昭52)#40(10/2・9)表紙=ピンクレディー&西城秀樹
×1977(昭52)#42(10/23)表紙=桜田淳子&萩本欽一
○1977(昭52)#43(10/30)第70回 8p/芸術の秋!ハマグリはなぜかキャンバスを片手に草むらをウロウロ!
  表紙=森昌子&千昌夫。にしきの・美川と続々マリファナ摘発!! 伊藤咲子がキャンディーズと真っ向対決!
×1977(昭52)#44(11/06)表紙=岩崎宏美&森進一。梓みちよがアメリカ移住。黛ジュンが来春3月挙式。
○1977(昭52)#45(11/13)ハマグリ第72回 8p/食事もしないで物思い、ハマグリがちょっと変なのです!
  表紙=石川さゆり&狩人。「ルパン三世」バカ人気の秘密解剖。
告知「けっこう仮面」
×1977(昭52)#46(11/20)
  表紙=新沼謙治&岡田奈々。高峰三枝子息子覚醒剤逮捕!ビューティペア運命の対決!
○1977(昭52)#47(11/27)ハマグリ第74回 8p/冬を前にしてハマグリは早過ぎる過剰な冬支度をしだした!
  表紙=山口百恵&森進一。加賀まりこ離婚の危機!北大路欣也結婚式。
○1977(昭52)#48(12/4,通巻1001)ハマグリ第75回 8p/ちょっぴり退屈病にかかったみたいなハマグリちゃん‥‥
  表紙=伊藤咲子&清水健太郎。フォーライフ激震の内情。
×1977(昭52)#49(12/11)表紙=?&野口五郎
×1977(昭52)#50(12/18・25)表紙=高田みづえ&榊原郁恵&西川きよし
×1978(昭53)#01(01/01,通巻1004)今年も“紅白”にフラレちゃったハマグリちゃん
  表紙=ピンクレディー&西城秀樹。キャンディーズあと100日。宇都宮雅代が三浦洋一と再婚へ。
×1978(昭53)#04(01/22)
×1978(昭53)#05(01/29)表紙=秋吉久美子&田中健。都倉俊一離婚。タモリが片目の秘密。
×1978(昭53)#06(02/05)表紙=八代亜紀&新沼謙治。
×1978(昭53)#08(02/19)表紙=高田みづえ&五木ひろし。北の湖婚約。都はるみ衝動挙式。
○1978(昭53)#09(02/26,通巻1012)ハマグリ第86回 8p/タレント新人オーディションを受けるハマグリ!!
  表紙=岡田奈々&チャー。研ナオコ全告白「大麻の味は苦かった」
×1978(昭53)#10(03/05)表紙=片平なぎさ&千昌夫。国広富之・山口百恵キスシーン。大原麗子・渡瀬恒彦離婚。
×1978(昭53)#13(03/26)表紙=太田裕美&国広富之。中条きよし離婚から電撃再婚まで。
×1978(昭53)#14(04/02)表紙=野口五郎&榊原郁恵。萩原健一・小泉一十三の離婚。中尾彬・池波志乃の挙式。
○1978(昭53)#16(4/16,通巻1019)ハマグリ第93回 8p/ディレクターへの売りこみの奥の手は…!?
  表紙=桜田淳子&原田真二。キャンディーズ最後の日の大事件,スターウォーズのすべて!!
△1978(昭53)#17(4/23,通巻)ハマグリ第94回 8p/成田騒動の影響はついにハマグリにまであらわれたゾー。表紙=?&五木ひろし
×1978(昭53)#18(4/30,通巻)表紙=研ナオコ&清水健太郎。チャーにアメリカ人の隠し妻!
×1978(昭53)#19(5/07,通巻)表紙=山口百恵&郷ひろみ
×1978(昭53)#20(5/14,通巻1023)いよいよ野球のシーズン。ハマグリちゃんもいーとこみせよう!?
  表紙=?&西城秀樹。今陽子傷心の旅先。黒沢久雄・林寛子の秘密交際!!
×1978(昭53)#21(5/21)表紙=片平なぎさ&G・ジェンマ。ちあきなおみ結婚。ロゼッタ・ストーンに捧げた処女。
○1978(昭53)#22(5/28,通巻1025号)ハマグリ第99回/大胆不敵にも芸能記者として活躍?表紙=高田みづえ&新沼謙治
×1978(昭53)#23(6/04)ハマグリ最終話

「別冊週刊明星」集英社(19年創刊)
×1970(昭45)4月号 永井豪(白黒0.5p)

「週刊平凡」婦人生活社(1947年創刊)
×1970(昭58)7/21号「夫婦で ワ ビデオマニアの永井豪一家」白黒1p

「婦人生活」婦人生活社(1947年創刊)1冊所有
○1970(昭45)4月号 特集「子ども達のアイドル!売れっ子漫画家の家庭の素顔」赤塚不二夫,川崎のぼる,永井豪,梶原一騎&辻なおき,ちばてつや,神保史郎

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母冨士子との貴重な2ショット
永井豪(24)とお母さん(60)
人気沸騰、世論を二分するほどのいきおいの「ハレンチ学園」。題名の遠り、ハレンチ学園場面続出のこのマンガの作者が24才の永井豪さん。東京、大塚の洋装店の二階に住み、五人兄弟の四番目。この若者のどこからあの奇抜なアイデアが出てくるのかと思わせるほどおとなしく、やさしい独身青年。小学生の頃から、コツコツとマンガを書いて40年から2年間、石森章太郎氏に師事し、43年「目明しポリ吉」でデビューしました。「とても内気でやさしい子なんですが、内面は大変頑固一徹なんですよ」と豪さんをやさしく見つめるお母さん。

「女性自身」光文社(1958年創刊)10冊所有
○1970(昭45)2/21号(13巻7号)特集「これがハレンチ学園だ」インタビュー2p(反対派9人,賛成派10人),マンガ12p(48p分を1/4縮小掲載)
「身体検査の巻」「作戦“H”の巻」「十兵衛逆襲の巻」の3話。永井豪(24才)の写真も1カットあり。
永井豪「ボクは,オッパイは出しても乳首は描かないし,けっして真正面からも描きません。それに,どんなときもかならず手や小道具をそえて,ぜんぶは描かないように,十分気をつけています。ボクのマンガのために“ヌガセごっこ”がはやるとは思えません。むしろ,そういうことが現実にできないから,せめてマンガに求めるんです。だから,かえってチカンがへると思うんです」
手塚治虫「好きですねえ。永井くんは,地が清潔だから,ヌードを描いても美しいし,明るいな。もっともっとハダカを出してもいいと思うよ」
阿部進「永井豪は本当の子どもの心でマンガを描いたはじめての作家」

○1974(昭49)6/1 マンガ大行進「男をつかまえろ!」ながいごう 1p 単行本未収録
いちもつ君(8冊所有/全18話)1976(昭51)10/21~1977(昭52)3/3号連載
これまでのリストでは新連載は1976/10/20号となっていますが、1976/10/21であることが確認できました。またタイトルは「いちもつ君」のほか「いちもつクン」もありますが、雑誌目次の表記に従って「君」としております。
○1976(昭51)10/21(19巻40号)連載1 5p/森乃いつもつ21才、モンゼツ・カンパニーに面接へ。
○1976(昭51)11/4(19巻42号)連載3 5p/先輩女子に夜の街に連れられ‥‥。
○1976(昭51)11/11・18合併号(19巻43号)連載4 5p/いちもつクンの残業は?
○1976(昭51)11/25(19巻44号)連載5 5p/喫茶店のトイレで見られたいちもつクン‥‥。
×1976(昭51)12/09「いちもつクン」
×1977(昭52)1/6・13合併号(20巻4号)
○1977(昭52)1/27(20巻4号)「いちもつクン連載13」5p/宝くじを拾ったいちもつクン。
×1977(昭52)2/03(?巻?号)「いちもつクン連載14」5p/同僚と飲みに出たいちもつ、サウナへ!
〇1977(昭52)2/10(20巻6号)「いちもつクン連載15」5p/お正月を過ぎてもおもちばかり…。
×1977(昭52)2/17(?巻?号)「いちもつクン連載16」5p/不況で経費節減タクシー禁止。

〇1977(昭52)2/24(20巻8号)「いちもつクン連載17」5p/失敗続きのいちもんクンがトイレで紙がない…。
〇1977(昭52)3/03(20巻9号)「いちもつクン連載18最終話5p/役に立たないいちもつクンを番犬に!?また会う日まで…。
×1978(昭53)1/19(?号)ハッピーニューイヤーまんがメッセージ(楳図かずお永井豪ジョージ秋山他)6p

「宝石 KAPPA MONTHLY FOR MEN」光文社 1965(昭40)10月創刊~1999年
○1979(昭54)2月号「はらたいらチーム VS. 永井豪チーム」10p
ライバル真剣勝負<球場の対決・野球>
ザ・パーフェクト         ハジシラズ
はらたいらチーム VS. 永井豪チーム
熱戦2時間30分、これぞ真の草野球!
             観戦記 小山唯史
豪ちゃん率いるハジシラズの到着は定刻1分前。先攻で先頭打者は背番号55の豪ちゃん、三振!ハジシラズの先発・馬場投手(39)は初回4失点。豪ちゃんは1回セカンド守備後右親指ツメから流血のため、総監督・泰宇兄さんに交代。ダイナミック事務の魚谷奈保子さんと沢田久美子さんの応援むなしく、結局7回0対24で、勝率8割を誇るザ・パーフェクトが大勝。

写真6点あり、1~7回のイラストをはらたいらと小野誠とで描かれています。

「週刊宝石」光文社(1981年10月5日創刊~2001年2月8日通巻928号で休刊)?冊所有
○1984(S59)#2(1/6・13,通巻109)「ボクの20代“ここだけの話”83」
 永井豪(38才)1p/「書いちゃダメって言われると、ムズムズしてくるんだ」豪ちゃん写真3点(イラストなし)
 僕はね、すごく飽きやすい性格なんです。だから連載も2年以上なんて描いたことない。「ハレンチ学園」がすごく長く続いていた印象を持たれているけど、雑誌の連載は2年弱ですからね。そのうえ、へそまがりなの、僕。『目明しポリ吉』(「ぼくら」掲載)で22才にデビューしまして「地噎少年ジャンプ」の創刊とともに『ハレンチ学園』がスタートするんだけどmまず編集者にケチをつけられましてね。忍者の子孫が主人公で、登場する先生たちがめちゃくちゃなキャラクターでしょ、“そういうものはちょっと‥‥”と言われるとムズムズ書きたくなっちゃうの。で、人気はいきなりトップをとって、今度は父兄や学校から、ガンガン文句が来たのね。僕自身が学校時代に感じていたkとおをストレートにマンガにしているのにね、マンガ家がまるで子供たちの教育をしなくちゃいけないようなことを言ってくる。だからそういう抗議に一生懸命対抗して思うぞんぶんエロチックに可愛く、主人公を描いた。不思議なもので、そういうときの画面ってイキイキしてくるもんだんですね。
 その次に連載を始めたのが『マジンガーZ』です。人間がロボットに乗り込むという、いわゆる巨大ロボットものに火を付けた。横断歩道で信号待ちしててね、車をみんな人間が動かしているでしょ、あんなふうにロボットで空を飛べたらいいな、なんてところから思いついて、これも大ヒットした。おかげでマンガ家としての立場もなんとかなって、アシスタント7、8人という身分にもなれた。ただ古くさい徒弟制度がイヤですぐに会社システムにしちゃいましたから23才で会社のオーナー。悪くはないんですが、睡眠不足で死ぬんじゃないかとうぐらい忙しくて、結婚できたのは、それから14年もたってようやく去年のことですモン。
×1985(S60)#49(通巻204)「美人の奥さん」永井豪 1p
×1989(H1)#17(4/27)「'70年代の主役・合体ロボの作者があの時代について回想する」永井豪
アニメの方向性を思いっきり打ち破りたかった
「デビルマン」は、当時かなりかたまっていたテレビアニメの方向性を思いっきり打ち破るということで考えた作品です。アニメというとどうしても童話的な雰囲気があったけど、そこをはずして、悪魔をシンボルに持ってきた。アニメのいかにも“お子様対象“というイメージを極端に壊したかった。時間帯も8時半からでしたから、高年齢に見せるアニメを想定して創ったわけです。
 海外で「グレンダイザー」などのロボット物がウケたのは、ロボットのコンセプトが新しかったからでしょう。人間がロボットに乗り込むという考え方が新しかった。ロボットを乗り物に見立てることで、操縦者とロボットが一体になるというのは、世界中にないことでしたから、どこの国でも驚いたんではないですか。


ラブリー・エンジェル 1996(平8)#1(1/4・11)~1997(平9)#13(4/10)号連載
×1996(平8)#1(1/4・11)新連載
×1996(平8)#2(1/18)
×1996(平8)#3(1/25)
○1996(平8)#4(2/1,通巻688)VOL.4「よいよいもよい」16p/寝たきりエロじいさん
○1996(平8)#7(2/22,通巻691)VOL.7「スーツケースに愛を込めて―前編―」16p/精神不安ゴルファー
○1996(平8)#8(2/29,通巻692)VOL.8「スーツケースに愛を込めて―後編―」16p
○1996(平8)#9(3/7,通巻693)VOL.9「天国の夢」16p/マフィアのボス
×1996(平8)#10(3/14,通巻694)VOL.10「天国の夢―後編―」16p
○1996(平8)#11(3/21,通巻695)VOL.11「坊主昇天―前編―」16p/エロ行為に及ぶ坊主
○1996(平8)#12(3/28,通巻696)VOL.12「坊主昇天―後編―」16p
○1996(平8)#13(4/4,通巻697)VOL.13「絶頂・大役満―前編―」16p/命がけ勝負前の雀士
×1996(平8)#14(4/11,通巻698)VOL.14「絶頂・大役満―後編―」16p
○1996(平8)#15(4/18,通巻699)VOL.15「エンジェルを追え―前編―」16p/風俗ライター
○1996(平8)#16(4/25,通巻700)VOL.16「エンジェルを追え―後編―」16p
×1996(平8)#17(5/2,通巻701)VOL.17「エンジェルvs.電脳美女―前編―」16p/天才コンピュータ少年
○1996(平8)#18(5/9・16,通巻702)VOL.18「エンジェルvs.電脳美女―後編―」16p
○1996(平8)#19(5/23,通巻703)VOL.19「ホームレスキューエンジェル」16p/ホームレスおじさん
○1996(平8)#20(5/30,通巻704)VOL.20「ブラックエンジェル―前編―」16p/落ち目アイドルとエロ写真家
○1996(平8)#21(6/6,通巻705)VOL.21「ブラックエンジェル―後編―」16p
○1996(平8)#22(6/13,通巻706)VOL.22「どすこいエンジェル―前編―」16p/色好き力士
○1996(平8)#23(6/20,通巻707)VOL.23「どすこいエンジェル―後編―」16p
○1996(平8)#24(6/27,通巻708)VOL.24「ノーラの秘密―前編―」16p/世界的女性シンガー
○1996(平8)#25(7/4,通巻709)VOL.25「ノーラの秘密―後編―」16p(男のアシスタント登場)

×1996(平8)#(10/3,通巻721)
×1996(平8)#(10/17,通巻)VOL.39
×1996(平8)#(11/7・14,通巻726)
×1997(平9)#(1/2・9,通巻733)VOL.49「」

×1997(平9)#7(2/7,通巻739)16p,「新キューティーハニー危機一髪!」永井豪×永野愛 2p
×1997(平9)#12(通巻744)16p
×1997(平9)#13(4/10,通巻745)最終話16p

○1998(平10)#35(9/17,通巻814)「世紀末永井豪ブームの謎!」8p

「週刊FLASH」光文社(1986年11月5日創刊)
○2002(H14)11月30日号 FLASH EXCITING「誕生30周年 驚異のロボット特別企画 マジンガー大百科!」
○2015(H27)1月30日号 増刊「マンガ家永井豪 ブラックヒーロー伝説」
○2019(R1)9月24日号 永井豪ロングインタビュー「赤塚不二夫に怒鳴られて名作を生まれた」8p

Smart FLASH(2019/9/16)永井豪が語る『デビルマン』戦争の真実を凝縮して描いた


「週刊ポスト」小学館(1969年8月22日創刊)1冊所有
○1972(昭47)#16(5/12)号「"ズレテル"あなたを変身させる流行事典」(イラスト=永井豪)
ウルトラA
仮面ライダー
ケーキ屋ケンちゃん
ピンポンパン体操
ミラーマン
ライオン丸
ローラー・スケート
 などなど
○2018(H30)8月31日号「漫画界の“生きる伝説”永井豪の世界」4色8p「永井豪インタビュー」聞き手/吉田豪
NEWSポストセブン
  画業50年突破、永井豪氏が語る『ハレンチ学園』誕生秘話(2018.08.23)
  永井豪氏「赤塚先生にだめと言われたことを全部やった」(2018.08.24)
  『ハレンチ学園』騒動は凄かった 和田アキ子が生放送乱入も(2018.08.25)

柳生裸真剣(冊所有/全?話)予告2021(R3)#14(5/7・14),#15(5/21)~連載中)
○2021(R3)#14(5/7・14,通巻2601)連載予告「柳生裸真剣」4色1p
「柳生裸真剣」 永井豪が贈るセクシー時代絵巻、堂々開幕!
「ハレンチ学園」で十兵衛こと柳生みつ子を描いて以来、
“女性としての十兵衛”を描きたいと思い続けていました。
約半世紀ごしに願いが叶った新連載にご期待ください。(永井豪)
なんと75歳の週刊連載!! 豪ちゃんしびれるぜ~。
○2021(R3)#15(5/21,通巻2602)新連載 「柳生裸真剣」第一刀 16p/セクシー時代絵巻堂々開幕!!
表紙一部
巻頭4色6p
柳生裸真剣 将軍家の剣術指南役を務めた柳生十兵衛は、実は男装の美女だった。幼少期からそれを隠して将軍・家光との信頼関係を築いてきたが、ついに将軍に裸を見られて…。追われる身となった十兵衛だったが、脱げば脱ぐほど強くなる「裸真剣」の奥義が冴えわたる。
○2021(R3)#16(5/28,No.2603」「柳生裸真剣」第二刀 10p/十兵衛の秘密を知った家光が、なんと裸の十兵衛を後ろから抱きしめて…。
表紙一部
2021(R3)#17(6/4,通巻2605)「柳生裸真剣」第三刀 10p/十兵衛の秘密を知った家光が、なんと裸の十兵衛を後ろから抱きしめて…。
表紙一部
2021(R3)#18,通巻2606)「柳生裸真剣」第四刀 10p/襲いかかる家光に蹴りを入れた十兵衛!貞操をかけた対決を決意!
2021(R3)#19(6/18・25,通巻2607)「柳生裸真剣」第五刀 10p/柳生流身体剣は身体を剣に変える武術!そんな必殺の蹴りを上様に!!
2021(R3)#20(7/2,通巻2608)「柳生裸真剣」第六刀 10p/父・柳生新陰流当主・宗矩の判断は十兵衛を逃がすこと!
2021(R3)#21(7/9,通巻2609)「柳生裸真剣」第七刀 10p/表ざたにしないが上様の怒りは十兵衛に刺客を放つだろう!
2021(R3)#22(7/16・23,通巻2610)「柳生裸真剣」第八刀 10p/敵は一刀流と服部半蔵!守る影柳生・蜜羽は異母姉妹!!
2021(R3)#23(7/30・8/6,通巻2611)「柳生裸真剣」第九刀 10p/家光の葛藤と初めて人を斬った十兵衛の失禁!
2021(R3)#24(8/13,通巻2612)「柳生裸真剣」第十刀 10p/死闘後の十兵衛を蜜羽が慰める一方で宗矩の登城!
2021(R3)#25(8/20,通巻2613)「柳生裸真剣」第十一刀 10p/家光の葛藤と傷心の十兵衛を癒す密羽!
2021(R3)#26(8/27・9/3,通巻2614)「柳生裸真剣」第十二刀 10p/家光と宗矩の駆け引き!十兵衛の左眼を切り逐電したと伝える。
2021(R3)#27(9/10,通巻2615)「柳生裸真剣」第十三刀 10p/蜜羽の配下のハヤトが迫る忍びを察知!家光の妄想と葛藤!
2021(R3)#28(9/17・24,通巻2616)「柳生裸真剣」第十四刀 10p/後悔する家光をよそに、問答無用で襲いかかる忍び軍団!
2021(R3)#29(10/1,通巻2617)「柳生裸真剣」第十五刀 10p/裸体は扉のみ!伊賀者を退け、江戸に向かう!? その真意は?
2021(R3)#30(10/8,通巻2619)「柳生裸真剣」第十六刀 10p/十兵衛は女侍、蜜羽は尼僧の姿で江戸にもどるが、さっそく浪人に絡まれる…。

2021(R3)#31(10/15・22,通巻2620)「柳生裸真剣」第十七刀 10p/上半裸で浪人退治したところに現れたのは宮本武蔵!
2021(R3)#32(10/29,通巻2622)「柳生裸真剣」第十八刀 10p/鬼のごとき武蔵!十兵衛の柳生新陰流に勝負を挑む!!
2021(R3)#33(11/5,通巻2623)「柳生裸真剣」第十九刀 10p/武蔵との対峙!生命の危機に初めて感じるエクスタシー!
2021(R3)#34(11/12,通巻2624)「柳生裸真剣」第二十刀 10p/一刀流の激怒!武蔵の二刀流!
2021(R3)#35(11/19・26,通巻2625)「柳生裸真剣」第二十一刀 10p/一刀流小野が宗矩との対決を表明!!
2021(R3)#36(12/3,通巻2627)「柳生裸真剣」第二十二刀 10p/十兵衛の実力を認めた武蔵の攻撃に袴が!!
2021(R3)#37(12/10,通巻2628)「柳生裸真剣」第二十三刀 10p/武蔵の狙いは十兵衛の赤フンドシ!!
  実写版「柳生裸真剣」8p(コミックス第1集発売記念Special袋とじ)モデル/楓ふうあ。
2021(R3)#38(12/17,通巻2629)「柳生裸真剣」第二十四刀 10p/武蔵の怪力に飛ばされた十兵衛が二刀流!
2021(R3)#39(12/24,通巻2630)「柳生裸真剣」第二十五刀 10p/小野次郎右衛門に挑む忍び!ハヤテのツブテが武蔵に!
2022(R4)#1(1/1・7,通巻2631)「柳生裸真剣」第二十六刀 10p/忍びが二人!そして十兵衛万事休す!
2022(R4)#2(1/14・21,通巻2633)「柳生裸真剣」第二十七刀 10p/武蔵のと対決終幕!宗矩の息子の存在が!?
2022(R4)#3(1/28,通巻2634)「柳生裸真剣」第二十八刀 10p/小野から三つの首を奪ったその真意は!?
2022(R4)#4(2/4,通巻2635)「柳生裸真剣」第二十九刀 10p/小野と宗矩の対面!二刀流を修練する十兵衛!!
2022(R4)#5(2/11,通巻2636)「柳生裸真剣」第三十刀 10p/うなされる十兵衛!小野と神山の密会!?
2022(R4)#6(2/18・25,通巻2637)「柳生裸真剣」第三十一刀 10p/善鬼と典膳の秘密!十兵衛は再び江戸を去る。
2022(R4)#7(3/4,通巻2638)「柳生裸真剣」第三十二刀 10p/将軍と服部半蔵!将軍でも止められない忍び同士の戦いは続く!!
2022(R4)#8(3/11,通巻2639)「柳生裸真剣」第三十三刀 10p/“影分身”の刀馬も合流し、向かうは大和の国柳生の庄!
2022(R4)#9(3/18,通巻2640)「柳生裸真剣」第三十四刀 10p/服部と柳生、どちらが上となるか!?半蔵から十兵衛暗殺の命がとぶ!!
2022(R4)#10(4/1,通巻2641)「柳生裸真剣」第三十五刀 10p/日本橋で追っ手を煙に巻くが神田明神には‥‥!!
2022(R4)#11(4/8・15,通巻2642)「柳生裸真剣」第三十六刀 10p/神田明神前で十兵衛を待ち受ける典膳!!
2022(R4)#12(4/22,通巻2643)「柳生裸真剣」第三十七刀 10p/典膳と悟る宗矩!十兵衛の今夜の宿は新橋宿。
2022(R4)#13(4/29,通巻2644)「柳生裸真剣」第三十八刀 10p/十兵衛を見逃した典膳は柳生の里へ!
2022(R4)#14(5/6・13,通巻2645)「柳生裸真剣」第三十九刀 10p/蜜羽との入浴、のぞく刀馬とハヤテ!
2022(R4)#15(5/20,通巻2646)「柳生裸真剣」第四十刀 10p/刀馬の回想と決意、迫る伊賀者!
2022(R4)#16(5/27,通巻2647)「柳生裸真剣」第四十一刀 10p/蜜羽とのあやしい夢を見る十兵衛。
2022(R4)#17(6/3,通巻2648)「柳生裸真剣」第四十二刀 10p/夜明け前の出立にも忍びよる敵!
2022(R4)#18(6/10・17,通巻2649)「柳生裸真剣」第四十三刀 10p/はだける蜜羽と忍同士の攻防戦!
2022(R4)#19(6/24,通巻2650)「柳生裸真剣」第四十四刀 10p/ピンチのハヤテに蜜羽の加勢!
2022(R4)#20(7/1,通巻2651)「柳生裸真剣」第四十五刀 10p/伊賀公儀の忍びの屍体を発見する典膳!
2022(R4)#21(7/8・15,通巻2652)「柳生裸真剣」第四十六刀 10p/戸田の渡しで乗った船で敵襲!
2022(R4)#22(7/22,通巻2653)「柳生裸真剣」第四十七刀 10p/水中戦ではだける十兵衛!
2022(R4)#23(7/29,通巻2654)「柳生裸真剣」第四十八刀 10p/ずぶ濡れの着物を干す十兵衛に刀馬の妄想が暴走!
2022(R4)#24(8/5・12,通巻2655)「柳生裸真剣」第四十九刀 10p/刀馬の葛藤と2つの敵の動き!
2022(R4)#25(8/19・26,通巻2656)「柳生裸真剣」第五十刀 10p/山道を進むが猪とともに敵襲!
2022(R4)#26(9/2,通巻2657)「柳生裸真剣」第五十一刀 10p/伊賀の忍びとの激闘!
2022(R4)#27(9/9,通巻2658)「柳生裸真剣」第五十二刀 10p/刀馬のあだ名は赤ナスビ。一刀流の刺客をかわし蕨宿にもどる一行。
2022(R4)#28(9/16・23,通巻2659)「柳生裸真剣」第五十三刀 10p/蜜羽との戯れの最中天井裏に気配が!?
2022(R4)#29(9/30,通巻2660)「柳生裸真剣」第五十四刀 10p/血眼の神子上典膳が蕨宿に戻る!対決を覚悟する十兵衛!!
2022(R4)#30(10/7・14,通巻2661)「柳生裸真剣」第五十五刀 10p/一刀流6人対十兵衛!? まずは小平との差しの勝負!
2022(R4)#31(10/21,通巻2662)「柳生裸真剣」第五十六刀 10p/柳生新陰流風衣!神子上典膳は白昼堂々の戦いを申し込む!!
2022(R4)#32(10/28,通巻2663)「柳生裸真剣」第五十七刀 10p/対決場所に十兵衛が3人で登場!神子上典膳は堂々の勝負を望む!
2022(R4)#33(11/4,通巻2664)「柳生裸真剣」第五十八刀 10p/3対3での対決が始まった!まずは刀馬が切り込む!
2022(R4)#34(11/11,通巻2665)「柳生裸真剣」第五十九刀 10p/神子上典膳が十兵衛の正体を見抜いた!!
2022(R4)#35(11/18・25,通巻2666)「柳生裸真剣」第六十刀 10p/神子上と十兵衛との対決がはじまった!
2022(R4)#36(12/2,通巻2667)「柳生裸真剣」第六十一刀 10p/強敵の一太刀が晒した驚愕の事実!
2022(R4)#37(12/9,通巻2668)「柳生裸真剣」第六十二刀 10p/柳生十兵衛はオレだ~と叫び切りつける刀馬!
2022(R4)#38(12/16,通巻2669)「柳生裸真剣」第六十三刀 10p/男女の壁を超越した剣豪の激戦!
2022(R4)#39(12/23,通巻2670)「柳生裸真剣」第六十四刀 10p/ついに赤ふん一枚となった十兵衛!
2023(R5)#1(1/1・6,通巻2671)「柳生裸真剣」第六十五刀 10p/十兵衛裸身での一騎打ち!
2023(R5)#2(1/13・20,通巻2672)「柳生裸真剣」第六十六刀 10p/消耗戦に息切れ!?その背後で男二人の悪だくみ。
2023(R5)#3(1/27,通巻2673)「柳生裸真剣」第六十七刀 10p/十兵衛を犯したい雑魚弟子が二人を襲う!
2023(R5)#4(2/3,通巻2674)「柳生裸真剣」第六十八刀 10p/雑魚を討つも、神子上は十兵衛の裸身の剣を称え絶命・・・。
2023(R5)#5(2/10・17,通巻2675)「柳生裸真剣」第六十九刀 10p/刀馬の出血が止まらない!! 涙の別れ・・・。
2023(R5)#6(2/24,通巻2676)「柳生裸真剣」第七十刀 10p/一刀流の遺体が消えた!?影柳生対伊賀・服部半蔵!
2023(R5)#7(3/3,通巻2677)「柳生裸真剣」第七十一刀 10p/影柳生総帥・柳生久斎により半蔵と手打ち。十兵衛は柳生の庄へ!!
2023(R5)#8(3/10・17,通巻2678)「柳生裸真剣」第七十二刀 10p/さらば刀馬!小野の元に半蔵が届けたものは!?
2023(R5)#9(3/24,通巻2679)「柳生裸真剣」第七十三刀 10p/十兵衛の夢枕に立つ典膳。将軍家光に詰め寄る大老・土井利勝!
2023(R5)#10(3/31,通巻2680)「柳生裸真剣」第七十四刀 10p/十兵衛の処遇にしどろもどろの将軍にお福(春日局)が助け舟!?
2023(R5)#11(4/14,通巻2681)「柳生裸真剣」第七十五刀 10p/お福、宗矩の策で十兵衛は将軍命の公儀隠密となった!
2023(R5)#12(4/21,通巻2682)「柳生裸真剣」第七十六刀 10p/新章・公儀隠密編!荒木又右衛門登場!!
2023(R5)#13(4/28,通巻2683)「柳生裸真剣」第七十七刀 10p/柳生新陰流を名乗る又右衛門が三人相手に立ち回り!
2023(R5)#14(5/12,通巻2684)「柳生裸真剣」第七十八刀 10p/十兵衛を追ってきた又右衛門が名乗りを所望!
2023(R5)#15(5/19,通巻2685)「柳生裸真剣」第七十九刀 10p/又右衛門は尾張柳生と柳生の庄で修業した身。
2023(R5)#16(5/26,通巻2686)「柳生裸真剣」第八十刀 10p/2人の半蔵(正就・正重兄弟)が登場!
2023(R5)#17(6/2,通巻2687)「柳生裸真剣」第八十一刀 10p/2人の半蔵、又右衛門と十兵衛、それぞれの対峙。
2023(R5)#18(6/9・16,通巻2688)「柳生裸真剣」第八十二刀 10p/二人の激闘と十兵衛に恨みを持つ伊賀者が集結!?
2023(R5)#19(6/23,通巻2689)「柳生裸真剣」第八十三刀 10p/服部の忍び・風鳥つばめが十兵衛暗殺に選ばれた!
2023(R5)#20(6/30・7/7,通巻2690)「柳生裸真剣」第八十四刀 10p/又右衛門との対決に(裸身剣ないまま)終止符!
2023(R5)#21(7/14,通巻2691)「柳生裸真剣」第八十五刀 10p/熊谷宿にて佐内ジイから語られる公儀隠密の命!
2023(R5)#22(7/28,通巻2692)「柳生裸真剣」第八十六刀 10p/宗矩の思惑と伊賀者との共闘、つばめ登場!
2023(R5)#23(8/4,通巻2693)「柳生裸真剣」第八十七刀 10p/つばめの口のキズが示す隠密の過酷さ!?
2023(R5)#24(8/11,通巻2694)「柳生裸真剣」第八十八刀 10p/つばめの持ってきた任務は穴山藩!?
2023(R5)#25(8/18・25,通巻2695)「柳生裸真剣」第八十九刀 10p/武田を滅ぼした穴山藩の怪しい動きとは!?
2023(R5)#26(9/1,通巻2696)「柳生裸真剣」第九十刀 10p/穴山藩を探ろうとするジイに伊賀の刃が!!
2023(R5)#27(9/8,通巻2697)「柳生裸真剣」第九十一刀 10p/佐内不覚に伝書鳩を飛ばす!一行は穴山藩へ出発。
2023(R5)#28(9/15・22,通巻2698)「柳生裸真剣」第九十二刀 10p/信玄の多くの隠し湯のひとつで久々の入浴シーン。
2023(R5)#29(9/29,通巻2699)「柳生裸真剣」第九十三刀 10p/名湯に癒される密羽に魔の手が迫る!?
2023(R5)#30(10/6・13,通巻2700)「柳生裸真剣」第九十四刀 10p/卑劣漢・つばめの暴走が止まらない!!
2023(R5)#31(10/20,通巻2701)「柳生裸真剣」第九十五刀 10p/つばめの野望―それは憎しみゆえか、欲望か!?
2023(R5)#32(10/27・11/3,通巻2702)「柳生裸真剣」第九十六刀 10p/つばめの悪業…十兵衛はいつ気づく!?
2023(R5)#33(11/10,通巻2703)「柳生裸真剣」第九十七刀 10p/柳生宗矩のもとへ影柳生雲組の組頭・村雨新助から伝達!
2023(R5)#34(11/17・24,通巻2704)「柳生裸真剣」第九十八刀 10p/江戸服部屋敷へ出向く柳生宗矩!
2023(R5)#35(12/1,通巻2705)「柳生裸真剣」第九十九刀 10p/明かされる二人の半蔵、半蔵門外の変の真相!
2023(R5)#36(12/8,通巻2706)「柳生裸真剣」第百刀 10p/十兵衛一行の危機を察した影柳生は、丸太万平を送り込んだ!
2023(R5)#37(12/15,通巻2707)「柳生裸真剣」第百一刀 10p/抵抗できず二度までも風鳥に犯される密羽!
連載100回突破記念・永井豪特別インタビュー 4色4p
2023(R5)#38(12/22,通巻2708)「柳生裸真剣」第百二刀 10p/ついに知らされた佐内の死!そして美裸身くノ一登場!?
2024(R6)#1(1/1・1/5,通巻2709)「柳生裸真剣」第百三刀 10p/穴山街道を行く一行の前に関所が!?
2024(R6)#2(1/12・1/19,通巻2710)「柳生裸真剣」第百四刀 10p/穴山藩主・松山から十兵衛との面会のお招きが・・・。
2024(R6)#3(1/26,通巻2711)「柳生裸真剣」第百五刀 10p/穴山松山の邪推に激怒。娘の夕霧登場!
2024(R6)#4(2/2,通巻2712)「柳生裸真剣」第百六刀 10p/薬をもられ動けなくなる十兵衛!ハヤテは尾行してなかったゾ!?
2024(R6)#5(2/9・16,通巻2713)「柳生裸真剣」第百七刀 10p/ピンチの十兵衛にマンマル登場!
永井豪 独占告白「思い出の故郷・輪島の復興を願います」1p
2024(R6)#6(2/23,通巻2714)「柳生裸真剣」第百八刀 10p/ヤブヘビとなった松山に夕霧がチクリ。松山の寝床にいたのは!?
2024(R6)#7(3/1,通巻2715)「柳生裸真剣」第百九刀 10p/夕霧の正体は二代目・霧隠才蔵!!

「女性セブン」小学館(1963年創刊)1冊所有
死爵の館(0冊所有)1976(昭51)4/26~9/13号
○1977(昭52)#31(8/25)号「遺品」(原作/高円寺博)
○1979(昭54)7/12 リレーエッセイ5あなたにチャレンジ「“おしゃべり”をやめてみては… 永井豪」2p
髑髏の館 1979(昭54)7/27~9/26号
×1979(昭54)#?(8/16)号
×1979(昭54)#34(9/13)号
×1979(昭54)#35(9/20)号

「セブンコミック」小学館
×1979(昭54)1/15 ラブ・サスペンス特集「遺品」の再掲載

「微笑」祥伝社(1971年創刊~1996年休刊)1冊所有
○1980(昭55)5/31号 有名漫画家5人に直撃“乳房”インタビュー!1p(永井豪,ジョージ秋山,小島功他。イラストあり)
「乳房の形に好き嫌いないですよ」永井豪
 僕の漫画に登場する女の子にはボインでグラマーが多いけど、あれは、実はデッサンを勉強してたとき、ミロのビーナスばかり繰り返し描いていたから。現実には、からだ全体のバランスがとれていれば、乳房の形そのものに、さしたる好き嫌いはないんですよ。
 それからノーブラファッションですけど、これは、男ですから大いに流行ってほしい!乳房の大きさなんか気にすることはない。ペチャパイのノーブラというのもまたオツなもんですよ。でも、女性がみんなノーブラになったら、歩くとき、しょっちゅうキョロキョロしてて大変かもね‥‥。
×1983(S58)4/16号「タロットカード占いで夢の伴侶を得た/漫画家:永井豪&永井純子」2p

「新鮮」祥伝社 0冊所有
×1983(S58)3月号 永井豪夫人1.5p

「ヤングレディ」講談社(1963年に創刊)1冊所有
○1970(昭45)#22(6/8)号 インタビュー「永井豪氏(24歳独身)無敵の鼻息」4p(写真2点、イラストなし)
年収2000万円、売れっ子マンガ家はとってもまじめなお兄さん
  いま話題騒然!「ハレンチ学園」の作者 永井豪氏(24歳独身)無敵の鼻息 

“永井先生”なんてだれも呼んでくれない。“ゴーちゃん”で通じるんだ。彼、まじめで、ちっともエッチじゃない。つまらないから、思いきって“ゴーちゃん”を脱がしちゃおう!
「脱ぐ、撲つ、めくる」マンガ「ハレンチ学園」は先生やPTAのおばさんたちのしかめっ面もどこ吹く風、人気がどんどんあがっている。日活の映画も満員、さいきんでは珍しい続映、出演した女子高生が退学処分にされるハプニングもあった。裸の女の子が学校中を走り回り、グロテスクな顔をした先生は、生徒たちにコテンコテンにやっつけられる。「学校へ行く前にあのマンガを読むと、気持ちが軽くなっちゃう」そういう女の子が多い。
東京・大塚、「ダイナミックプロ」の事務所近くの喫茶店。うす青の丸首シャツ、ジーパン、素足にサンダルを無造作につっかけた青年が近づいて来て、ピョコンとおじぎをする。
「永井です」
一重でキリッとした眼で一度こっちを見たきり、うつむいたまま、腕時計をいじくっているだけ。マンガ家はふつう、髪を長くしたり、ヒゲを生やしたりしているのだが、彼は髪も短く、まだ少年のような丸々としたあどけない顔をしている。
―いくつですか。
「二十四です」
左の頬を手で押さえたまま相変わらず下をむいて、ポツリという。
「高校出てから年を取ってないみたいなんです。精神的に年をとっちゃいけないとおもってます」
几帳面だ。
―毎日、何をしてるんですか。
「食べて、寝て、あとはマンガ」
―遊ぶ暇は?
「遊びたいとは思わないです、好きなマンガですから徹夜しても楽しくてしようがない」
はじめてニッコリ笑った。シートに身を落として坐っているこの童顔の青年とエッチなマンガ家・永井豪のイメージはどうも結びつかない。
―どうして、ハダカの女のコが登場するんですか?
「マンガはおもしろければ良いでしょう」
―脱ぐ必然性はあるんですか?
「ぼくは注目をひくもんだったらなんでも取り入れちゃうんです」
―少女が読むんですが・・・
「ストリップをいやらしいものとしか見ない人は精神的におかしいんじゃないですか」
背を伸ばして昂然とする。だんだん早口になってくる。世の中のモラルなんかは全く気にしていない。
「おもしろいものはおもしろいですよ」
―学校にいらみがあるんですか?
「別にないんです。ただ、学校へ楽しく遊びに行きたいという読者と同じ気持ちなだけです」
やましい気持ちはミジンもない。励ましの電話はあっても抗議の電話はない。時々、他のマンガ家の主人公も彼のマンガの中へ無断で登場する。読者が見て楽しければいい、そんなマンガ哲学が貫いている。
「ライバル?ゼンゼン考えないなあ。おもしろいマンガに出会うと楽しみがふえていいですよ」
ニヤッと不敵な笑みを浮かべる。当たるところ行くべからざるの鼻息の強さがある。写真撮影のために外に出ると、買い物カゴを下げ、子供の手を引いた奥さんが近づいてくる。
「あの人誰なんです?」
「"ハレンチ学園"の作者ですよ」
と教えてあげると、彼の方をじいっと見つめてから信じられないようにふり返って、
「えっ、あのお兄さんが」といったまま、ポカン。作者の物腰とマンガの内容はどうもピッタリしない。
「豪には何もいうことはないですね。●れているので、かわいそうだ、●●せてやりたい、と思うぐらいです。あの子のマンガにつきましても、かわいい、きれいな絵を画いているなあ、と思うだけです。今の時代ですからね、海水浴に行けば、ハダカは当たり前でしょう。世論といいましても、メイメイの考え方がちがいますし、感じ方もちがいますからねえ」(母親の富士子さん・61) ※●はインクにじみのため読解不能
「ダイナミックプロ」は今年の五月から株式会社になった。資本金200万円、社員14名、永井豪が社長、すぐ上の兄の泰宇さんが専務、取締役にお母さんと弟の隆さんがはいっている。マンションの三階の事務所は引っ越ししたてで、まだゴタゴタしている。大工が入っていて目下、間仕切りの工事中。カナヅチの音がガンガン。豪さんの机もまだ決まらず、どこでも空いている場所で仕事をする。ホコリだらけの机の上に置かれたステレオからは、ロック調の「ハレンチ学園」の主題歌が流れている。
?ハレンチ学園、なんでもありあり めくりにタッチになんでもありあり・・・
ボリュームが大きくてもちっとも気にしない。これだけの売れっ子になると、どんな状況でも画けないととてもまにあわない。電話がひっきりないsにかかって来る。編集者からの原稿の催促。圧倒的に多いのはファンからの電話。はじめはしおらしく、「豪先生はいらっしゃいなすか」いって来るのだが、四、五人入れ替わりに話している様子。
「「ゴーちゃん出してえ。出さなかったら、みんなで押しかけてゴーカンしちゃうから。じゃあ、ゴーちゃんの使い古しのブリーフちょうだーい。クック(笑)」
お母さんたちが聞いたら気絶しそうなことを平気でいう。それが大体、中学生がほとんど。
「あたしたちの学校の方がもっとすごいんだから。ゴーちゃんのマンガももう古くなったんじゃないの。もっとドキツクしてくれないと、イヤーン」
そんな電話のそばで、豪さんは、無表情な顔でどんどんマンガを画いて行く。
「ぼくはストーリーを考えないんです。カッコイイ画面をパッと考えて、それに合わせて行くだけ。どうなるかゼンゼンわかんない。どんどん進んで、マスに収めるのが困っちゃう。いっつもページが足りない感じ」
そのスケジュールも超人的
日曜「ハレンチ学園」
月曜    ”
火曜「きっかい君」
水曜「ゴーゴーナンセンス」
木曜「こまっチャーム」
金曜「ガクエン退屈男」
土曜「ハレンチ学園」
週刊誌の連載が五本。この他に隔週刊誌二本と単発ものが入る。一週間に約90ページ(年収は2000万円を越える)、平均睡眠時間六時間、二日の徹夜は平気。日中は、事務所から五分ほど離れた実家で寝ていて、夜になると歩いて通ってくる。
「車も持っていないし、欲しいものって、何もないなあ。お金を使うのは時に映画を観に行くぐらいのもんかなあ」
実家は洋服屋だったが、十二年前にお父さんがなくなったので、今では婦人洋品店に貸して、その二階に住んでいる。
「別に家を建てたいとも思わないし、夢といったら外洋ヨットを買って航海するくらい。でも、それは手も出ないし、足が出る(笑い)」
「高二の頃から、学校新聞にマンガを連載してました。四コマで、最初がゴジラ、次のコマがフランケンシュタイン、次がドラキュラの絵、最後のコマに一番憎まれていた先生のアップ。大評判でした。でも、その先生に新聞部がおこられてしまって、大変でした」(高校時代の親友・桜井純一郎さん)
高校時代から人気者だったわけだ。
小学生の頃からマンガが好きだった。マンガ家になろうと決意したのは高校一年の時
―どんな動機で?
「ちょっとした事で」とテレたままだまってしまう。しばらく間を置いてから、
「今から思えば、ばかげたことですが、もう一週間で自分は死んでしまう、と思い込んだんです」
髪の毛の中に指を突っ込んで、しばらくためらっていたが、パッと思い切ったような表情で、
「ガンだと思ったんです」
それまでは気楽な高校生だった。ところが、もう一週間で死んじゃう、と思うと、自分だけが、ガラスケースの外側にたったひとりぼっちで取り残されたような、いいようのない孤独感に襲われた。
「親父が死んだ時は、親父一人と別れた悲しさだったんですが、自分が死ぬだんになると、全部の人に別れてしまわなければならないでしょう」
高校一年生の永井豪は一人で思いつめた。今までダラダラ生きて来たのだが、果たして自分の意志で生きて来たのだろうか。ここで地上から姿を消してしまったら、自分が生きていたという証拠は何も残らない。もう一度自分をふり返ってみると、一貫してやって来たのは、マンガしかない。もし生き残れることがあったら、猛烈にやってみよう。
「それで生き残ったものですから、あとはわき目もふらず・・・(笑い)」
彼は不器用だったから、夜寝る暇も惜しんで絵の練習をした。当時、書き貯めたマンガが今でも押し入れの中に山積みになって残っている。
「へえー、そんなことがあったんですか。豪ちゃんは無口でなんにもいわないし。いつも、家のすみっこで一人でいて、他所の子みたいだったから、それは知りませんでした」
すぐ上の兄さんの泰宇氏もこの話を聞いてびっくりしている。長男と次男は普通のサラリーマンになっている。お母さんは、大学に入れて普通の生活をさせようと思っていた。誰も、彼が死に神と対話していたのを知らなかったためである。やる気がなくて受けた大学受験も見事に失敗。予備校に通っても、マンガばかり書いていた。彼の熱意にほだされた泰宇氏が、友人のいるある雑誌社へ彼を連れて"売り込み"に行ったが、事前に察知したお母さんが、先に、「ボツにしてください」と電話していた。永井豪は話している間、時々、口をへの字に結ぶ。二十四歳の彼を支えている意思の強さが、その童顔の上にもチラッとかすめる。
―尊敬する人物は?
「カッコイイ人。たとえば織田信長とか、ジンギスカンとかの英雄」
―好きな女性のタイプ?
「ズバ抜けたところのある女性がいいなあ、スバ抜けた本能があるとか、ズバ抜けて優しいとか・・・」
彼が目指しているのは、マンガ界の英雄であるのかもしれない。
「ぼくの所にいたのは二年ちょっと。五年前に原稿を持って訪ねて来たんですが、おとなしくて、真面目で、熱心な少年でした。それが、ぼくのマンガに対しても"もっと激しくしてもいいんじゃないですか"といい出して、それがエスカレートして、ハレンチものになったんでしょう。今でも"このままでは、体制に押し流されちゃうぞ、持ち味、感覚だけでなく、技術の勉強も大事にしろよ"といいますと、"ハイ"と素直に答えます」(師匠の石森章太郎氏)
五月の二週間、少年、少女の週刊誌から、永井豪のマンガが忽然と姿を消してしまったことがある。事務所に問い合わせても消息不明。"蒸発"したのである。
―どこへ行ってたんですか?
「渥美半島の海岸を一人で歩いてました」
―どうしたんですか?
「このままではアイデアが枯れちゃう、と思って。この間に映画を10本、SF小説を30冊ほど読みました。かえって疲れちゃった(笑い)」
競争が激しいマンガ界で二週間も休むことは、"常識"では考えられないことだ。こんなマイペースな仕事ぶりを支えるのは、自信と若さに似合わない慎重さである。高校生の時、友だちとの賭けで、真冬の二週間、ランニングシャツの上に学生服で押し通したことがある。寒くてふるえながらも、深呼吸して、身体の中に空気を入れ、寒そうな顔ひとつしなかった。去年の夏、千葉の海の家で仕事をした時、二十日間、昼も夜も同じ一枚の海水パンツで押し通した。パンツの中を自分で覗き込んで、
「あれっ、シオカラチンチンになってしまったでがす」
とおどけて、みんなを笑わせる。気の強さと気の優しさが、彼のマンガの人気を支えている。ちょっとでも暇になると一人で寝ころんで、非現実的な空想にふける。地球が丸いとみんながいうけど、マゼランがいい始めたからみんなが信じているんじゃないかなあ。人工衛星から撮した写真がどうもおかしい<あと文脈が続いていない!編集ミスと思われる>
自分は本当のマンガ家じゃないんじゃないかな。これが自分のマンガだとはどうjも信じられない。
「ぼくはあきっぽくて、気が短いんです。すぐちがったものを書きたくなる。でもまだ氷山の一角が書いてないって感じなんです。どうも、まだ自分のイメージをぶっつけきれない。思いきりぶっつけるものが何かって、今考えているんです」
髪をひっぱりながら、これだけいうと、ニコッと笑ってみせた。まだ、自信がないといいながら、小学生からおばあさんまで、何百万という味方に守られて、わが道をいく"ゴーちゃん"。胸をはって進もう。横紙破りの彼のマンガが、これから先、どこまで行きつくか、誰も知っていない。それを知っているのは、彼の進路を決めた"死に神"だけなのかもしれない。

「週刊スパ SPA!」扶桑社 1988年6月創刊~
×1992(平4)3/25「おたくの宝 第11回永井豪」1p
「Q-teyハニー」1992(H4)7/8~1993(H5)4/7号(4冊所有/全?冊)
○1992(平4)7/8(通巻#2298)新連載 Vol.1 8p/ジルの復活とハニーの登場!
×1992(平4)8/5「対談●永井豪vs雨宮慶太」SF・アニメの世界が、過激なコスチュームのルーツなのだ!
○1992(平4)9/16(通巻#2307)Vol.10 8p/敵の潜水艦内でおっぱいをイジられるハニー!

○1992(平4)10/14(通巻#2311)Vol.14 8p/パンサークローの女子プロレス!
○1993(平5)02/03(通巻#2326)8p/スキーを楽しむハニーに襲い掛かるホワイトクロー!
○1997(H9)10/22(通巻#2565) 対談 横尾忠則×永井豪「彼ら(UFO)はときどきやってくる。―作品に託された異世界からのメッセージ」オール4色6p

「週刊文春」文藝春秋 1冊所有
×1978(H53)#48「好きなジョーク」永井豪
×1982(H57)#41「ぴーぷる」永井豪
×1995(H7)#50「ぴーぷる」永井豪
×1997(H9)#33「ぴーぷる」永井豪
○1998(H10)#7(2/19)「もしもしコミック 第2回永井豪編」提供:パナソニック
電話についてのインタビュー1p
イラスト4色1p
ナンバーディスプレイ対応器の宣伝
いつもと違うサインがっ!
○2016(H28)9/28号 この人のスケジュール表 永井豪「キューティーハニー、再び」0.5p

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